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2011年2月9日水曜日

「いしかり」さよなら乗船 仙台出港

















1等洋室の室内。2段ベットの二人部屋。今回は一人での利用だが、通常期なので貸切料金はかからず、1人分の料金で利用できた。テレビは衛星対応。トイレとシャワーがあり。冷蔵庫は無かった。


















電磁湯沸かしに粉末のお茶セット。粉末のお茶スティックは茶筒いっぱいに詰め込まれていた。

出港の様子を見たかったのだが、個室だとどうも引きこもってしまっていかんですw 結局出港の銅鑼(テープ)が鳴る頃に風呂へと向かい、風呂の窓から外を眺める。すると遠くからタグボートが近付いてきた。タグボートと言えば船を押すイメージしかなかったが、どうやらロープを渡してから引っ張るらしい。2隻のタグボートに引っ張られてからほどなく出港した。
















後方を振り返って。船尾には日章旗がたなびいていて綺麗だったのだが、残念ながらしばらくすると取り込まれてしまった。 航行中のデッキは常に強風にさらされるのでやむおえないか。


















名古屋が母港ということなのだろう。


















こちらはスターライトラウンジ。通常期は船内ショーがここで行われる。
豪華フェリーという感じだ。



フェリーは一般的に利益のほとんどがトラック輸送で占められるのだそうである。だから一般旅客などはほとんどついでに運んでいるようなものらしい。だから接客要員もギリギリの人数しか乗せていないフェリー会社が多いのだが、太平洋フェリーは一般旅客も大事にしてくれているようで、けっこう大勢のスタッフが乗っているようだった。陸の窓口もそうだったが、船内でも若い女性スタッフが多いというのはめずらしいと思う。


船内での食事は、乗船してすぐにレストラン「カリブ」で昼の営業をしていたのだがこれはパスして仙台駅で購入した駅弁を食す。夕食は2000円也と高いのでこれもパスしたかったのだが腹が減ったのでやっぱり食べに行くことに・・・


レジで2000円を支払い中に入ると、中央の環状のテーブルにメインの食事が置かれている。ぱっと見て、なんだかショボイというか少しがっかりな内容。噂には聞いていたが、これで2000円はちょっと高いかなー。とはいえ、ステーキとかお寿司まであっていちおうギリギリ納得出来る範囲。ただご飯やサラダにデザート等々が置いてある場所がみんなバラバラ。すっかり満腹になったころにアイスの存在に気づいてなんだか後味がわるい感じがする。バイキングはやはり一本のライン上におかずからデザートまで置いてほしいものだ。


とはいえ、いまどきフェリーのレストランでここまで人員を割いて頑張って営業を続けていることはとても有難いことなので、またこんど乗船する機会があったら各1000円の昼食と朝食くらいは利用しようかな・・・



奉祝 紀元節 (建国記念の日)