「いしかり」のファンネル
名古屋港フェリーターミナルが見えてきた
ロープ投げを見たかったのに見逃してしまった・・・残念
太平洋フェリーの接岸作業は
船から受け取ったロープを陸の作業員がトレーラー(頭の部分だけのやつ)のフックにかけた後、トレーラーを係船柱の辺りまでバックさせてロープを引っ張る。波が穏やかな日でもこうするようだ。
船上デッキから見たフェリーターミナル全景。
隔日に一船しか入港しない割には立派なターミナルのような気がして不思議だが・・・
この古びたゲートを発見してさらに疑問は深まる。「第1バース」と表示があるが、どうやらこの岸壁には大型フェリーがもう1船入港可能のようだ。かつて他航路でもあったのだろうか?
と思って調べてみたら、有村産業というフェリー会社がここ名古屋‐沖縄‐台湾という現在ではちょっと考えられないようなスゴイ国際長距離航路を運航していたということである。
ターミナルビルを正面から。この後はここから市営バスであおなみ線野跡駅まで行く。バスは一時間に一本ほど。フェリーターミナルというとどこも大体へんぴな場所にあるのでアクセスは不便なのが当たり前なのだが、太平洋フェリーは恵まれているというかどの港もバスの便がよくて徒歩客にとってはありがたい。
最後にもう乗ることも見ることもないであろう「いしかり」をふり返って一枚。さすがに古さは感じるものの、豪華で立派な本船の引退はもったいないですね。おそらく船自体は売船されてまだまだ活躍するとは思います。