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2018年4月6日金曜日

南海フェリー「フェリーつるぎ」 乗船

徳島からは南海フェリーでいきなり四国から離れてしまいます。
駅前から路線バスでフェリーターミナルへと向かいます。
乗車時間およそ30分で到着、地味に遠いね。

ちなみにオーシャン東九フェリーのターミナルとは異なる場所にあるのでご注意。


中距離の航路ですから、小さな建物です。 

1階には窓口のほかに、売店と食堂があります。
2階は乗船待合所と小さなゲームコーナーがあります。

徒歩乗船客はここから通路を通って乗船となります。 



窓口でフェリー乗船券と和歌山港駅からの南海電鉄のきっぷがセットになってお得な「好きっぷ2000」を購入します。 

このきっぷは徳島港から南海電鉄全駅どこでも2000円ポッキリで行けるきっぷです。
フリーきっぷみたいなもんだと思って「好きっぷ下さい」といったら「行先は?」と・・・

難波までと言って発券されたきっぷを見ると、しっかり難波と印字されたきっぷになっていました。つまりは購入前に下車駅を確定しておく必要があるということになります。



今回乗船するのは「フェリーつるぎ」です。

長距離航路のフェリーとはちがってホームページに配船が公表されているわけではないので、ここにきてはじめて乗る船がわかります。



南海フェリーは2船体制、もう一隻は「フェリーかつらぎ」でほぼ同型船のようです。


折り返し時間はあまり長くないので、慌ただしく車両の積み込みが続いてます。


食堂でラーメン食ってのんびりしていたら、2階乗船口はすごい行列。
そういえば春の移動シーズンで繁忙期なんだね・・・なんかうっかりしてた。


船室に荷物を置いて、上部階の外部デッキへ。

今日は本当に混んでるみたいで、座席にありつけなかった人たちが次々と上がってきます。約2時間の航行とはいえ、まだ春先で寒いのに本当にずっとここにいるのかな?



最近お気に入りの言葉・・・

暴露甲板!

かっこいいでしょ?
覚えたての言葉ぜひ使いたいんですが、実生活でまったく言う機会がないよね( 一一)

最上部の露天の甲板のことをこう呼ぶんだそうです。



やがて綱を巻き取って出航!



夜の出航風景はどこの港でもやっぱイイもんですねー

夜間航海の時は海面が光らないようにライトで前を照らさないのが普通だと思うんですが、岸壁の横に船溜まりがあるためかサーチライトでその辺をチラチラ照らしながらゆっくりと出航していきます。



客室に戻ってきたら、船内いたるところが人だらけ。

ここはいわゆるエントランスですな。スロットと自販機があります。
中央のガラスのところのキャラクターは南海フェリーオリジナルだそうです。



「じゅうたん席」はぎゅうぎゅうで横になるのもはばかられるくらい。



きわめて一般的なフェリーの桟敷席といった感じの部屋です。
空いてるときなら快適でしょう。



でも混んでるときは「椅子席」のほうがいいでしょう。



自由席ですが、さすがにすぐ隣の席まで人がくることなんてないだろうしね。

なんて思ってたら、この日は隣にも人が座ってギッチリ満席となってしまい・・・
それどころか床に座っている人までいてホントすごい混雑!



椅子席の横にあるドライバールームも一般開放するくらい混んでるしー

繁忙期はこうすることが結構あるみたいですけど、この船ちょっと客室が足りてないんじゃないのかね?



「ファミリー席」と「ビジネスコーナー」です。



船首には「グリーン席」があります。



本船唯一の上等級の船室です。
オットマン付きのゆったりリクライニング座席です。



夜の航海なので窓のカーテンはすべて閉まっています。



ソファー席もありますよ。

なお、グリーン席券は売店で買えます。



この便では出航5分前に売店が閉店。
売店スタッフもタラップを離す前に下船してしまいました。



わーい



いろいろあってもう下船。
2時間だからすぐ着く。

ながーい通路を歩くと・・・


南海電鉄の和歌山港駅に直結です!

同じ南海グループなので、鉄道連絡も完璧。
おかげでターミナルや駅をじっくり見る時間もなく、慌てて電車に乗って和歌山市駅へと向かいました。和歌山市駅からは特急サザンにのって難波駅へと向かいます。


(乗船日:平成30年3月下旬)