2月某日、川崎近海汽船シルバーフェリーのシルバークィーンに乗船する。
23時59分と夜遅い出港なので苫小牧駅からの路線バス便はなく
タクシーで苫小牧西港までやってきた。
窓口で乗船手続きをすませて待合室へ。
売店はシャッターを半分閉めて営業中なのか閉店したのかよくわからん。
やがて放送がかかって乗船開始。
第2乗船口から人道橋を渡って船の中へ。
写真中央に写る人道橋だが、架けかえられて新しくなっていた。
珍しくデッキには誰もおらず
一人で去りゆく苫小牧の夜景をながめる。
出港時の夜景は格別だが
夜一人でデッキにいるのはちょっと怖いね。
シルバーフェリーの夜行便は出港後すぐに浴室を閉鎖してしまうので
乗船して二等船室の場所を確保したらすぐに浴室へと向かう。
浴槽は2つあるがひとつひとつが狭くてカランも少ないので
混雑すると居場所がなくなってしまう。
入浴後はオートレストランで夜食を食しているうちに消灯時間となった。
案内所で買ってきたビールを飲んでいたらいつの間に誰もいなくなってしまった。
ニチレイの焼きおにぎりを食べてすることもなくなったのでその後はすぐに就寝。
朝は放送の声で目覚めて慌ただしく下船準備。
シルバーフェリーの夜行便は風呂の営業時間が短いため混雑するので
いつも朝風呂に入り損ねてしまう・・・
徒歩乗船客は着岸直前に案内所前に集められる。
まだタラップが架けられるまでに十分な時間があるのに
大声で部屋から追い出されるのがちょっとツライよね。
まあどこのフェリー会社でも大抵こうなのだが。
シルバークィーンは八戸港入港時は人道橋のないバースに着岸する。
なのでタラップ車を使って下船し、バスに乗り換えてターミナルビルへと向かう。
歩いてちょっとの距離でわざわざバスに乗るのがバカバカしい気もするが
荷役作業をしているところをちょろちょろ歩かれると危ないからかもね。
ちなみに今回利用した2等船室。
大部屋タイプで各区画にテレビがある。
誰も見てないけど・・・
シルバークィーン全景
最寄りの本八戸駅まではシルバーフェリーシャトルバスを利用。
南部バスが運行を受託している。
運賃の収受は普通の路線バスと同様に車内の運賃箱で行われる。
ずいぶん混雑していたが、なんとか乗車し本八戸駅へと向かう。