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2016年5月4日水曜日

えさん2000船内

「えさん2000」のロビーみたいなところ。
食事したりお話合いをするようなスペースはここしかありません。
タバコはここで吸えちゃいます。嫌煙家には厳しい世界ですな。

定期トラックドライバーさんたちに占拠されそうなイメージですが
意外にも船内でドライバーさんの姿はまったく見ませんでした。
その他の客も少ないので、機関の音だけが響く静かな空間です。


電話ボックスはあれど電話機はなし。
この航路は窓際に行けば携帯の電波入ることが多いので問題はないかと。

中には乗船記念のスタンプが置いてあります。 
以前はちゃんと公衆電話が設置されていたようですよ。


自販機はこの3台だけ。
定番のニチレイ自販機すらない・・・
一番左のカップ麺販売機だけが生命線か。

ちなみに函館のフェリーターミナル内の売店ですごく安い弁当が売られているので
これを買って乗り込むのがおすすめですね。


このカップ麺のラインナップってフェリーの自販機くらいでしか見ないよね。
ホットヌードルとか懐かしいなー

本船には案内所がありません。つまり接客要員がだれもいなーい。


緊急時はここにある受話器をとって係員に知らせることになります。
たぶんですけど操舵室直通電話だと思うので
緊急時以外に使用するのは避けたいところです。


あとはトイレとシャワールームがあります。
男性用だけでなくちゃんとご婦人用もありますよ。


素材そのまま。

ちゃんと掃除はしてあるんですが、パッと見た感じがあんまりきれいに見えないな。
石鹸やシャンプー類の備え付けはありませんでした。


一番奥には浴室があります。


湯船もあります。
使うことはあるのかね?


勝手に湯ためて使ってもいいのかな?って思ったんだけど
さすがにそこまで図々しくないもんで・・・


気づいたら起きているのは私だけの状態になっていて(笑)
いいかげんに落ち着いて寝ることにします。
最初乗り込んだときは暑いくらいだったのに
いつの間にかけっこう寒くなってるなー

乗船時間は4時間もないので、気づいたらもう下船です。
夜行便で4時間というと、睡眠時間短すぎで逆に辛い(TT)

着岸前にはやはりテープによる船内放送が流れます。
徒歩客は車両がすべて下船したあと最後に降りることになるとのこと。

係員が呼びに来るまで待っててくれというから船室で待っていたら
先に清掃員の人が乗り込んできて部屋の清掃を初めてしまってちょっと驚き・・・
でもこの船ではこれが普通みたいすね。


やがてヘルメットにオレンジ色のツナギ姿の甲板員の人がやってきて
ぶっきら棒に「どうぞー」と言ってすぐに行ってしまいました。
慌てて後について車両甲板まで降りていきます。


ガランとした車両甲板を通ってランプからの下船となります。
甲板員の人たちのすぐ前を通ってもみんな徒歩客にはまったく関心がないみたいで
透明人間にでもなったかのような感じがします(笑)

青函フェリーの「3号はやぶさ」と並んで停泊中。


元々貨物中心だった道南自動車フェリーの船としてデビューした船なので
僚船とくらべると見た目からしてかなり小さいです。
でもこういう船もたま乗るのはありかなと思いました。

ただとにかく客室が狭いので
繁忙期は陣取り合戦に敗れると廊下のベンチで4時間すごすなんてこともありえるかも?
小さい子連れや女性の一人旅なんかは他船で運行される便にしたほうがいいかもしれません。


ブルードルフィンが停泊していたので一応写真を一枚。


「えさん2000」とは船の大きさも形も全然ちがうねー
同じ会社の船とは思えんなww