かつて「日本一の赤字線」として話題になったことで有名な国鉄美幸線(廃止)。この代替バスは、鉄路の廃止以来ずっと名士バスが運行しているのだが、今までは通常の路線バスだったものが、今年から「デマンドバス」方式に代わってしまったのだそうな。
デマンドバスというのは、要するに予約制で運行するということ。あらかじめ指定した時間までに予約の電話が入らなければ、その便は運休する。人口の少ないエリアを走る路線なので、効率的な運行方法のように思える。
このデマンドバスの特徴のひとつは、運行経路がある程度自由なこと。利用者が高齢者が多いということもあってか、エリア内なら自宅の玄関まで来てくれたうえに、そのまま病院まで運んでくれるらしい。なんと親切な!
ただお年寄りにとっては、数少ない歩く機会が減ってしまうという問題はありますね。普通の路線バスなら、少なくとも家からバス停までの距離は歩きますからね。バスに乗って出かけるときくらいは歩かないと、足腰が弱ってしまいそうです。
「デマンドバス 仁宇布線本格運行スタート」
http://meishibus.com/?p=202
ということはトロッコ王国に行きたいときには、電話して予約しないといけないのか・・・