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2009年8月2日日曜日

探せばいくらでもあるだろうに

今日の朝やっていたニュースショーみたいな番組で、今年は全国各地でまだ梅雨の明けない地域が多く、農作物が不作になりそうだという事を言っていました。

それはそれでもちろん大変気になることではあるのですが、もっと気になったのが、このニュースの最後にアナウンサーがフリップを示して、「○年前にも同じような気象の年がありましたが、この年はバブル崩壊の年でした。」「そして今年は世界同時不況がおきています」などというくだらない情報をわざわざ付け加えていたことです。

なんでそんなこと言うの?
どうしてそんなネタ探してきたの?

と思いませんか。ただ単に異常気象のニュースでしょう。「経済」全然関係ないじゃないですか(笑)

もちろん統計的に異常気象の年には景気後退するというならわかりますが、たまたまバブル崩壊の年が長梅雨だったというだけなのですよ。こんなコジツケ、わざわざフリップにして取り上げることですか?

なぜ社会的影響力のあるテレビが、わざわざ私たち一般庶民がますます暗~く落ち込んでしまいかねない「マイナスイメージ」な情報を(むりやり)探し出してきて、あたかも「今年はバブル崩壊並みに景気が落ち込むかもしれないよ」という印象を与えようとするのでしょうかね。

放送時間の関係で余談を挟むにしても、こういう世相なんですから逆にむりくり明るい話題を掘り起こしてきて取り上げ、少しでも庶民の心理に明るい影響を与えるような番組を作ってほしいな、と思うのですが。テレビの影響力はまだまだ大きいですからね。

私も明日から景気の悪い話は、人に言わないように気をつけよう(笑)