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2009年11月15日日曜日

色々と考えさせられるフェリー横転

マルエーフェリーのありあけ横転には、大きな驚きとショックを受けました。
日本の国内フェリーがこのような事故をおこすなんて、考えてもみませんでした。

しかも航海中は積み荷であるトラックやシャーシなどの車両はしっかりとラッシングしているはずなのに、それが荷崩れを起こしたということですから。
フェリー業界内も今回の事故にはかなりの衝撃を受けているものと想像が出来ます。


ファンの視点で気になることは、フェリーありあけの今後についてということになりましょうが、修理して航路に戻れるものならぜひ戻ってほしいです。

もしこの船がお釈迦になってしまえば、事故当時の乗客数が10人以下だった(夏季以外はだいたいこんな感じらしい)ということを考えれば、代替船を新たに購入して航行させるにしても、貨物専用船に切り替えてしまうことが容易に想像できますから。

東京から沖縄まで行く本船の存在を知ったのがついこの間で、昨今のフェリーを取り巻く事情などから「早めに乗りに行っておかなければ廃止になってしまうかも…」とちょうど思っていたところだったので、今回の事故を契機に航路廃止なんてことにならなければいいなと祈っています。

今回は死者が出なかったことが何よりですが、現在のフェリー業界は厳しい経営を強いられているところが多いようですので、事故ひとつおこせば航路や会社の存亡問題に直結してしまう恐ろしさを今回の件で改めて考えてしまいました。