待合室にある券売機で乗船券を購入し、しばらく待つと乗船開始です。
乗船券は食券タイプの簡易なもので、乗船名簿の記入もありません。
徒歩客も船尾のランプから自動車の積み込みの合間を縫って乗船となります。
やがて定時出港!
外デッキで離れ行く高松を眺める。
高松シンボルタワーは大きくて立派ですな。青森のアスパムよりでかいよw
船内はこんな感じです。船首側を向いた長椅子の席がこれでもかと置いてあります。
両サイドと一番前にはテーブルを挟んだ四人掛けのボックス席があります。
乗船時間1時間程度の短距離航路によくありがちな座席配列すね。
前のほうに大きなTVが一台だけ設置されていました。
あとはWi-Fiがあるので、ネット依存の方でも安心して船旅が楽しめます(にっこり)
航行時間はわずか65分ですが、この船には売店があります。
しかもなんと「うどん」が食べられます!
しかしメニューが隅っこに貼ってあって、降りる頃に気づきました・・・残念。
またいつか再訪したときはぜひ食べよう。
外デッキには謎の浴室がございます。
別にだれでも使っていいらしい・・・けど使う人いるんだろうか?
かつて夜行便があったころは有効に活用されていたんでしょうね。
ちらっと覗いてみたら、この日は浴槽消毒中でシャワーしか使えなくなってましたー
反航する四国フェリーの船(たぶん)
特に案内放送等はありません。
客室の階層部分が小さいので、下にある車両甲板の一部が露天になっています。
なんかこういう船って珍しいような気がしますが。私は初めて見ました。
所要時間65分で宇野港に到着、あっという間ですね。
船首のランプから車両と一緒に歩いて下船します。
ちなみに車両の場合は乗下船時どちらも、同乗者は車両に乗って乗下船となるみたいでした。
同乗者は運賃無料というのには大変驚きました。サービスしすぎー
なお、4月1日からの新運賃(手続中)では、この同乗者無料は無くなり有料化されるようです。
これは当然のことだと個人的には思います。
宇野港のフェリー乗り場も窓口はありますが、乗船券の販売は基本的には券売機です。
小さめの待合室にはトイレと自販機くらいしかありません。
船の横には宇高国道フェリーの乗り場が見えます。
高松港と同じく、まるっきりそのまま現存していますね。
あくまで「休止中」なんだなーと実感します。
四国フェリーと違って、徒歩乗船用の人道橋もあって立派な乗り場ですね。
船内設備も国道フェリーのほうが豪華だったみたいなですが
結果的には国道フェリーが休止、四国フェリーが存続という結果となりました。
そんな四国フェリーも来月からはついに1船体制となります。
ということでダイヤも現在の10往復から半減、5往復へと大減便となってしまいます。
宇高国道フェリーの復活を夢見てる場合じゃないですよこれは・・・
瀬戸大橋がなんらかの理由で通行できなくなったときの緊急経路ともなる宇高航路。
このような重要な意味合いのある航路が1船体制って、本当にいいのでしょうかね?
謎の「うどん県」さんも、もうすこし財政支援を増額したほうがいいのではなかろうかw
とにかく航路廃止だけはなんとか回避できるように、ぜひとも頑張ってほしいですね!
【朗報】
四国フェリーの高松港乗り場が駅近の「サンポート高松」に移転するみたいですよ!!!
詳しくは四国フェリーのサイトを見よ!
↓
http://www.shikokuferry.com/