津軽海峡フェリーの「ブルードルフィン」でやってきた函館で一泊したのち、帰りは初乗船となる青函フェリーに乗ることにします。
本当は「大函丸」で大間へと渡る予定だったのですが、天気予報で青森県の天気があまりよくなさそうなので急きょ予定を変更しました。風に弱い大湊線が運休するようなことになると、東京に帰れなくなってしまうので慎重にならざるをえなかったですね。
予定を変更したおかげで諦めていたホテルの朝食バイキングをたべまくり。
ゆったりチェックアウトしたあと、函館駅から五稜郭駅へと移動します。
すっかりキハ40にのる頭でしたが、ロングシートの「はこだてライナー」でした。
これが走っていることをすっかり忘れてたよ・・・
青函フェリーの函館港ターミナルへは五稜郭駅から歩いて向かいます。
函館駅前から路線バスでも行こうと思えばいけるみたいですが
どの路線に乗ればいいのかよくわからないので駅から歩きを選択しました。
ちょっと寂しい場所にある青函フェリーの函館ターミナルです。
周りにはセメント工場とか空き地とかしかありません。
夜間早朝に一人で歩いてくるのは少し怖いかもしれんね。
今回乗る船はなんだろう?
なんと「3号はやぶさ」!
前日に青森で見て「そのうち乗れればいいなー」てなことを思っていた船なのだが(笑)
それ以前にも過去になんども青森港で遭遇しているこの船、ついに乗る時がきましたよ。
青函フェリーは共栄運輸と北日本海運の共同運航。
本船は共栄運輸が運行する船で、ファンネルには丸に「七」のマークが。
ちなみに北日本海運の船には「K」のマークが入っていて、船のカラーリングも異なります。
木材をたくさん積んだトレーラーが乗船中?
と思ったらずっと止まったまま。こんなところに車両を待機させるのは珍しいですね。
ふと港の外側を見ると、津軽海峡フェリーの船が入港してきました。
津軽海峡フェリーの乗り場は少し離れた場所にあるのですが
こうやって入港直前の船が目視で見えるくらいの近い距離なんですね。
よくよく見れば、前日に乗ったばかりの「ブルードルフィン」でしたw
デジカメの性能最大で撮ってみる。
新造船だからやっぱりきれいだね。
2014年3月に移転して使用している真新しい函館ターミナル。
自販機はたくさんありますが、食堂や売店はないので要注意。
国道沿いのコンビニで買い物を済ませてから来ましょう。
さっそく妙に大きい用紙の乗船名簿を記入して窓口で乗船券を購入します。
元は貨物車専用だった青函フェリー、徒歩客なんて邪険に扱われるかと思いきや
わりと丁寧で親切な窓口対応でした。
徒歩客は自分で歩いて船まで向かいます。
窓口では「だいたい11時15分くらいになったら行ってください」とあいまいに案内されます。
放送案内等はないみたいなので、自分で時計を見て行かなければなりません。
私は早めに行って乗船口前で待っていようと五分前精神で船へと向かいます。
すると待たされることなく通行止めのロープを外して「どうぞー」と案内してくれました。
しかも初めて乗船する旨を伝えると、陸の係員さんが車両甲板の中まで先導してくれました。
とても親切ですなー
車両甲板に入ると「あの階段を上ってください」「上に行けばだいたいわかると思うんでー」
と言って陸の係員さんは行ってしまったので、あとは一人で階段を上って客室へと進みます。