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2011年2月18日金曜日
「いしかり」さよなら乗船 名古屋港
「いしかり」のファンネル
名古屋港フェリーターミナルが見えてきた
ロープ投げを見たかったのに見逃してしまった・・・残念
太平洋フェリーの接岸作業は
船から受け取ったロープを陸の作業員がトレーラー(頭の部分だけのやつ)のフックにかけた後、トレーラーを係船柱の辺りまでバックさせてロープを引っ張る。波が穏やかな日でもこうするようだ。
船上デッキから見たフェリーターミナル全景。
隔日に一船しか入港しない割には立派なターミナルのような気がして不思議だが・・・
この古びたゲートを発見してさらに疑問は深まる。「第1バース」と表示があるが、どうやらこの岸壁には大型フェリーがもう1船入港可能のようだ。かつて他航路でもあったのだろうか?
と思って調べてみたら、有村産業というフェリー会社がここ名古屋‐沖縄‐台湾という現在ではちょっと考えられないようなスゴイ国際長距離航路を運航していたということである。
ターミナルビルを正面から。この後はここから市営バスであおなみ線野跡駅まで行く。バスは一時間に一本ほど。フェリーターミナルというとどこも大体へんぴな場所にあるのでアクセスは不便なのが当たり前なのだが、太平洋フェリーは恵まれているというかどの港もバスの便がよくて徒歩客にとってはありがたい。
最後にもう乗ることも見ることもないであろう「いしかり」をふり返って一枚。さすがに古さは感じるものの、豪華で立派な本船の引退はもったいないですね。おそらく船自体は売船されてまだまだ活躍するとは思います。
2011年2月9日水曜日
「いしかり」さよなら乗船 仙台出港
1等洋室の室内。2段ベットの二人部屋。今回は一人での利用だが、通常期なので貸切料金はかからず、1人分の料金で利用できた。テレビは衛星対応。トイレとシャワーがあり。冷蔵庫は無かった。
電磁湯沸かしに粉末のお茶セット。粉末のお茶スティックは茶筒いっぱいに詰め込まれていた。
出港の様子を見たかったのだが、個室だとどうも引きこもってしまっていかんですw 結局出港の銅鑼(テープ)が鳴る頃に風呂へと向かい、風呂の窓から外を眺める。すると遠くからタグボートが近付いてきた。タグボートと言えば船を押すイメージしかなかったが、どうやらロープを渡してから引っ張るらしい。2隻のタグボートに引っ張られてからほどなく出港した。
後方を振り返って。船尾には日章旗がたなびいていて綺麗だったのだが、残念ながらしばらくすると取り込まれてしまった。 航行中のデッキは常に強風にさらされるのでやむおえないか。
名古屋が母港ということなのだろう。
フェリーは一般的に利益のほとんどがトラック輸送で占められるのだそうである。だから一般旅客などはほとんどついでに運んでいるようなものらしい。だから接客要員もギリギリの人数しか乗せていないフェリー会社が多いのだが、太平洋フェリーは一般旅客も大事にしてくれているようで、けっこう大勢のスタッフが乗っているようだった。陸の窓口もそうだったが、船内でも若い女性スタッフが多いというのはめずらしいと思う。
船内での食事は、乗船してすぐにレストラン「カリブ」で昼の営業をしていたのだがこれはパスして仙台駅で購入した駅弁を食す。夕食は2000円也と高いのでこれもパスしたかったのだが腹が減ったのでやっぱり食べに行くことに・・・
レジで2000円を支払い中に入ると、中央の環状のテーブルにメインの食事が置かれている。ぱっと見て、なんだかショボイというか少しがっかりな内容。噂には聞いていたが、これで2000円はちょっと高いかなー。とはいえ、ステーキとかお寿司まであっていちおうギリギリ納得出来る範囲。ただご飯やサラダにデザート等々が置いてある場所がみんなバラバラ。すっかり満腹になったころにアイスの存在に気づいてなんだか後味がわるい感じがする。バイキングはやはり一本のライン上におかずからデザートまで置いてほしいものだ。
とはいえ、いまどきフェリーのレストランでここまで人員を割いて頑張って営業を続けていることはとても有難いことなので、またこんど乗船する機会があったら各1000円の昼食と朝食くらいは利用しようかな・・・
船内での食事は、乗船してすぐにレストラン「カリブ」で昼の営業をしていたのだがこれはパスして仙台駅で購入した駅弁を食す。夕食は2000円也と高いのでこれもパスしたかったのだが腹が減ったのでやっぱり食べに行くことに・・・
レジで2000円を支払い中に入ると、中央の環状のテーブルにメインの食事が置かれている。ぱっと見て、なんだかショボイというか少しがっかりな内容。噂には聞いていたが、これで2000円はちょっと高いかなー。とはいえ、ステーキとかお寿司まであっていちおうギリギリ納得出来る範囲。ただご飯やサラダにデザート等々が置いてある場所がみんなバラバラ。すっかり満腹になったころにアイスの存在に気づいてなんだか後味がわるい感じがする。バイキングはやはり一本のライン上におかずからデザートまで置いてほしいものだ。
とはいえ、いまどきフェリーのレストランでここまで人員を割いて頑張って営業を続けていることはとても有難いことなので、またこんど乗船する機会があったら各1000円の昼食と朝食くらいは利用しようかな・・・
奉祝 紀元節 (建国記念の日)
「いしかり」さよなら乗船 仙台港
仙台港に寄港停泊中の「いしかり」。
昨年乗船した「きそ」と比べるとサビが目立つ外見だ。
前日泊まった仙台駅前のドーミーインで朝食バイキングを食いだめしてから、仙台港フェリーターミナルまで路線バスでやってきた。フェリーターミナルというとたいていアクセス交通が貧弱なところが多いが、仙台港の場合は1時間に1本ほどあるので便利である。
ターミナルでは乗船手続きを行う必要がある。今回はネットで予約済み。以前はネット予約の場合、記載事項が自動で記入された乗船名簿をプリントアウトして提出したのだが、最近システムが新しくなったようでサイト上で名簿登録が出来るようになったようだ。私も今回名簿登録済みだから乗船名簿を提出する必要はないはずなのだが、現場に特に案内もないので一応乗船名簿の紙に記入して窓口に持って行った。
太平洋フェリーはこの業界では珍しく、窓口にはいつも若い女性がいることが多い。乗船名簿を差し出すと、支払いに使ったカードかコンビニ及び銀行の領収証の提示が求められる。
私は今回、最初A寝台で予約した後に1等洋室に変更したので、A寝台分の料金しか振り込んでいない。差額は窓口で払ってくれという案内だったのだが、窓口のおねーちゃんは銀行の領収書を見せるまでは差額のことにはまったく気付かない様子で、等級変更していることなど把握していないようだった。どうやらこの手の情報は予約センターで一元管理しているようで、窓口の端末には一切表示されないらしい。新システムの割にはなんだか随分不親切のような気がする。
長い通路を通って乗船すると、階段を上がってエントランスとなる。入口で案内所のおねーちゃんに搭乗券をもぎってもらい、カウンターでカギを受け取る。今回予約した1等洋室は船首に位置する部屋なので、夜間はカーテンを開けなように注意を受ける。夜間前方に光が漏れると、操舵室からの見通しが悪くなるようだ。
2011年2月1日火曜日
太平洋フェリー初乗船
昨年の学祭訪問の帰りは、以前より乗船してみたいと思っていた太平洋フェリーを利用しました。この日の配船は、一番新しい「きそ」。かつては豪華フェリーと言われた太平洋フェリーですが、本船は時代に合わせてなのか、他2隻の就航船と比べると少し設備が簡素化されているのだそうです。それでも日本海側や津軽海峡の並行他社船とくらべてかなりゴージャスな雰囲気で、感動してしまいました。
この船はいまどき珍しく、わざわざアーティストを招いて船内コンサートを行っています。私も暇だったので見に行きましたが、この日はピアノとエレクトーン奏者の共演でなかなか良かったです。終了後は映画上映もあり、普段は映画など見ないくせにこれも最後まで見てしまいました(汗)
本船は「きそ」という名称に反して、今は僚船ドック時以外は苫小牧‐仙台の折り返し航海になっているのがさびしいですねー