弥彦駅は弥彦神社の本殿を模した造りになっています。
いかにもたこにも観光地らしい新築駅舎かと思ったら
ウィキペディアさんによると大正5年開業当時からの駅舎なのだそう。
リニューアルされているので、まさかそんな古い駅舎には見えなかったが。
駅前には手水舎まである。
みどりの窓口と券売機があります。
そしてなんとびっくりSuicaの簡易改札機もある。
観光地ということもあってとても大きい待合室があります。
待合室の中には、やたらドリンクの品揃えがいいキオスクがありました。
弥彦駅は一面一線の構造となっています。
ホームすぐ先にある線路の終端部分。
車止めを道路がぐるっとカーブで囲う珍しい光景になっています。
架線も車止めギリギリまで引かれています。
弥彦線に乗りたいなと思った一つのきっかけは、一部架線が直接吊架だと聞いたから。
JR(元国鉄)の路線でそんなのあるんだとずいぶん驚いたもんです。
国鉄末期の赤字に苦しんでいるときに電化したため、経費節減されてしまったんだとか。
いまどき銚子電鉄くらいなのかと思ってましたが、
ほかにも和歌山線や土讃線の一部区間など、直接吊架の路線も意外にあるのね。
電化費用は安いですが、スピードがあまり出せないという欠点があるようです。
駅前にはドーンと弥彦観光ホテルの廃墟!
増築しまくってるので、けっこうデカくて目立ちます。
観光地の駅前に廃ホテルっていうのもあまりにひどいので
弥彦村が土地建物を購入して、解体することにしたらしい。
今頃はだいぶ壊されているかもしれんなあ。
「弥彦観光ホテル」で検索したら、どうも解体前に廃墟見学ツアーが開催されたみたいです。
行政が廃墟ツアーをやるなんて時代は変わったねえ。
温泉ホテルの廃墟って個人的になぜかすごく好きなので、ぜひ参加してみたかったなー。